石黒えりこマーシャルアーツスタジオ|メンタルを強くする方法 身体を動かす!③ |ishiguro eriko martialarts studio
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「しなやかな強さをつくるJOY拳」の基本法則の一つは、身体に良い刺激を入れて脳に伝え、ポジティブな感情をつくることです。

「JOY拳」の主柱は、「楽しい」ことです。
「声」を出し「気合」を入れて、リズミカルに「拳」を突く。
とても簡単、単純な動作ですが、これがまさに「楽しい刺激」として「脳」に伝達され、ポジティブな感情を生み出すのです。その効果は目を見張るものです。
たかがJOY拳、されどJOY拳 です。


では脳の大原則をまず。
「折れない心」「強いメンタル」の源は、「脳」にあります。
心、感情は心臓にあるのではありません。ドキドキ、胸がキューっと痛くなるとか、心やメンタルの状態は「心臓」に感じます。でも、心臓にはメンタルはないのです。「心臓」はただの「臓器」です。
緊張して心拍数が上がる、ドキドキして心臓が飛び出そう、怒りで心臓がバクバクする。そんな症状は全て「脳」からの指令が自律神経に作用し生じるのです。心臓が「司令」しているのではないのです。

ここで「脳」の大原則に注目しましょう。
一般に「脳の役割」というと、「考えること」「知性」が第一に浮かぶ方が多いかもしれません。でも、「脳」の役割は「生きる」ため「命を守る」(種の保存)ために、体全体に指令を送ることなのです。
ですから、脅威と感じるもの、たとえば不安、未体験のこと、未体験の環境、人間関係全てに、たちまち「防衛」反応を脳は起こすのです。これらは「ストレス」
となって身体に現れます。
ですから、ストレスが怖いのではなく、ストレスに対応できる「脳」の反応を身につければ良いということになりますね。これが「気持ちの切り替えスイッチ」で、この近道が「身体を動かす」なのです。
「安全」「快適」「楽しい」「幸せ」という「身体の動き」を行うことで、「脳」はポジティブな指令を出すことになるのです。「防衛反応」を逆手にとっての「先取り」です。


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